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つらつら、ぬらぬら、

おきてがみ

これはストレスが溜まった時、もしくは時間が空いたときに勝手に愚痴を残し、それを勝手に覗いてもらおうってコンセプトのブログです。


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久々の読書で良書だったので紹介してみる


久々に本を読んでみました。
全日本が泣いた。。
全俺が泣いた。。
全米が泣いた。。
製作費史上最高。。
そーんな触れ込みは無い本ですが、かなりの良書です。

私は今まで書いてきたように、
化学と基礎医学の研究を行ってきました。
もともと根っことなる学部の知識が医療系である為か、
それとも人間として生まれてきたためか生と死には非常に興味があります。

とくに、死に興味がある。
それは死そのものではなく、生から死に移る瞬間がもっとも興味あるのです。
その部分は助けようとする人間がもっとも人間の生を引きとめる場面であり、
死に向かう人間も共に生への執着がもっともあふれる所。。
つまり、人間が最も生を輝かせる瞬間だからだと思います。
そして、死に方がわかれば医療の人間としては、
医療に関する研究をする人間としては死から生を遠ざけてやることが可能になるヒントがあると思うからです。

私が中学時代から好きだった学問は実は医学ではなく化学。
生物なんて全く興味が無かった。
しかし、私がやりたかったことはバイオマテリアルでした。
通常は工学、化学分野からこっちに入るものと知っていたので、
自分は医療側から工学、化学のバイオマテリアルにアクセスしたいと考えて医療系の道を歩みました。
元々、中毒学や法医学に興味があったので、
それについて深い知識を得るためには医療系の方が有利だったというのも理由の一つです。

そんな私が呼んだのは 監察医の涙 という本です。



本書はある意味では一般向けにした検死の症例集という印象も受けます。
しかし、個々の遺体に残された痕跡から読み解いていくヒューマンドラマに目頭が熱くなる。。
ひとつ一つはひじょうに短いショートストーリーであるにも関わらずです。
内容に関しては例を挙げて言いたいところですが、
それを言ってしまうのはネタばれになってしまい、
実際に本を読んだ時の感動を薄れさせてしまうのでやめておきます。

しかし、一つだけ書いておきたい事があります。
本書ではネットによる集団自殺についての記述も僅かにあります。
その中で著者が書いた言葉があたりまえなのですが非常に印象的でした。
要点としてはこのような事です。

なぜ生きるために協力をしないで、
死ぬために協力をするのだろうか。。理解に苦しむ


戦争を経験してきた年配の方たちにとっては尚更のことなのでしょう。

当然のことながら死ぬという行為に不安や恐怖を抱かない人間はいません。
それは生は知っているが、死は知らないからです。
どんなに文献を読もうが、どんなに死を目の当たりにしようが、
こればかりは絶対にわからないのです。

人間が恐怖を感じるのは自分が理解できない、知らない現象です。
今回の東日本大震災でも分かるように、
放射性物質を知っている人と知らない人では恐怖が全然違っています。
また、光が差さないくらいほろ穴に進む時、
そこは何も情報が無い、理解できない空間となり非常に恐怖するのです。

人間は不思議な生き物だとつくづく思う事があります。
ゆうゆう白書ってマンガだったかな?それに記載されている言葉は非常に面白い。

赤信号みんなで渡れば怖くない

つまり、赤信号をみなで渡れば根拠なく恐怖を消せる事が出来るのです。
もちろん暗い洞窟だって一人じゃ無理でも多数で行けば行けてしまうモノです。

きっとネット掲示板による集団自殺公募もこんな心理が働いているのでしょう。
集団で自殺しようが、一人で自殺しようが結果は何も変わらないと言うのに。。。

著者が書いている通り、自殺に対する恐怖を解決する為に集まるくらいであれば、
現代社会を生きる不安や恐怖を解決する為に集まる方が絶対いいのに。。
皆不安や恐怖を感じながら生きているってことが分かるのに。。

話が脱線してしまいましたが、
本書の一文だけでもこのように現代社会における問題を再認識し、
生きるとは何か、死とは何かだけでなく、
愛とは如何に素晴らしいものか、そして悲しいものか感じられます。

ゲームや何かで軽く奪われる命。
しかし、現実に命とはどのような扱いを受けているのか、
どのように見られているのか興味があればぜひ読んでみてください。

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誕生日:
1985/09/27
趣味:
妄想・空想
自己紹介:
アニメは日本の誇る文化であることはいまさら言う必要すら感じない。
現実に起こりそうだけど、おこることがない。。そんなシチュエーションを形にしているアニメはいいですね。

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